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京都 妙心寺

京都にはたくさんの 寺社仏閣がありますよね
何度行ってもまだまだ行ったことの無い寺社仏閣がたくさん
行き飽きた なんて失礼なこと ございません

数ヶ月前一人で訪れた際 案内付で見たこちらの 雲龍図明智風呂がとても興味深く
相方さんはまだ行ったことがなかったので再訪問  妙心寺です
(本日 とっても長い 長文です)

臨済宗妙心寺派の大本山 妙心寺
深く禅に帰依された花園法皇が大徳寺を開いた大灯国師の弟子関山慧玄(無相大師)
美濃国から招いてこの地にあった離宮萩原殿を改めてお寺とされました
10万余坪の境内に 勅旨門より北へ三門・仏殿・法堂・寝堂・大方丈が
南北一直線に並び その東側に浴室・浴室鐘楼・経蔵が並んでいます

勅旨門入ってすぐに丹塗りの三門 
慶長4年(1599年)に造営 東福寺・大徳寺の三門に次いで古いとされ
楼上には観音菩薩像や十六羅漢像が祀られ 天井には飛龍や飛天などが描かれています
妙心寺6

境内では唯一の朱色 近年塗り直されたそうで鮮やかです
妙心寺8

手前が仏殿 奥が法堂(はっとう)です
禅寺では質素が基本だそう なので本来はこのような五色の幕のように
色鮮やかな飾り(?)はされないそうですが
今年が開山無相大師六五〇年年遠諱大法会にあたる為 幕があるそうです
妙心寺7

妙心寺では 法堂・天井の雲龍図 梵鐘 浴室(明智風呂)を案内付で拝観します
まずは法堂の横を通り受付のある大方丈へ 
妙心寺5

約20分間隔で案内されている為 時間が来るまで大方丈周辺で待ちます
大方丈は重要文化財なのに まるでお家の縁側 のように気楽気軽な雰囲気
ちょこんと座り 案内が始まるまで しばし休息
訪れた日は暑い日だったのですが 風が通り心地よい空間でした
妙心寺11


そして法堂へ 中は撮影禁止の為写真がありません

法堂は江戸時代に建立され 今日でいう多目的ホールだそうです
法要が行われたり 坐禅が行われています

法堂は新年を迎える時の儀式や開山忌などの重要な儀式が行われる場所
内部のケヤキの柱は 原木を四つ割にして丸く削られたもので  
高さは8メートル 周囲は約2メートル 富士山麓より海路で運びこまれたそうです
当時 京の町の辻では民家を壊さなければ回 りきれなかったエピソードや
妙心寺を建てる為の丸太を運んだので丸太町と地名ができたことなど 
案内係の方のお話はとても面白く 「へ~!ふぅ~ん あっそう~!」頷く頷く私

その法堂天井 雲龍図(重要文化財) がこちら ポスターを撮らせて頂きました
妙心寺10
開山 関山慧玄国師の300年忌を記念した法堂の建造にともない
狩野探幽により8年の年月を費やして描かれた直径12m雲龍図
とても大きな雲龍図 描く時は襖のように立て掛けて 描き上がると吊り上げたそうです

龍の目は円相の中心に描かれていますが 立つ位置・見る角度により
龍の表情や動きが変化し 見る角度によって“昇り龍”や“降り龍”とその姿を変え
どちらに立っても龍がこちらを見ているようなので「八方にらみの龍」と言われます

案内係の方のお話 「法堂に入った時は龍が『おまえは誰じゃ?良いやつか?』と上からギロッと睨んでいて真ん中辺りに来ると怖かった顔が少し和らぎ 出る時は『よう参ったな~』と笑顔で見送ってくれているように見えます」

法堂の中をくるくる くるくる 動き回り見上げると
本当に龍が怖かったり 笑顔だったり しっぽが手前に見えたり奥に行ったり 不思議~


妙心寺には二つ梵鐘があります 大方丈の横(法堂の少し後ろ)と明智風呂の横
明智風呂の横にある鐘は 昔はお坊さん達にお風呂の準備ができましたよ と知らせ
現在はお精霊さん(おしょらいさん)をお迎えする時に迎え鐘の役目を果たしているそうです

大方丈の横にある鐘は 銘のあるものとして日本最古(698年)の梵鐘
音色が雅楽の黄鐘調(おうじきちょう)に合うことから「黄鐘調の鐘」といわれ
「凡そ 鐘の声は黄鐘調なるべし」 として 徒然草 にも登場します
昭和49年に現役の役目を終え 現在は保存の為 法堂内に収蔵
(現在は展覧会に出張中の為不在 テープで音色を聴かせて頂けました)
鐘楼には複製の梵鐘が代役を務めているそうです
妙心寺1


三門の東 屋根に煙出しのある建物が浴室 明智風呂と呼ばれています
明智光秀が入浴したのではなく 密宗和尚により光秀の追善菩提のために建立
(密宗和尚は光秀さんのおじさん 一時光秀さんはここに滞在したそうです)

案内の方のお話「光秀さんは織田信長さんを討った逆賊と当時されていたので 大々的に弔うことはできず この中で密やかに弔っていたんだそうです」


現在の建物は明暦2年(1656)に改築されたもの 
当時のお風呂は すのこ板のすき間から上がってくる蒸気で温まる蒸し風呂形式
妙心寺4
禅を修行する僧にとって 浴室は快楽の為ではなく修行の一環である大切なもの
入浴の日時 入っている間の作法 使えるお湯の量など厳格に定められているそう

最初の頃は近在の住職僧侶が入浴し 時代とともに一般の方も施浴されるようになり
昭和の始めまでは現役だったそうです
その為 お坊さん用「開浴」と一般用「施浴」と裏表にかかれた看板もありました

またお坊さんがお風呂に入る時 四角い布を敷きそこへ衣類を脱いで置かれたそうで
これが風呂敷の始まりとのこと

妙心寺9

案内の方のお話 ここで書けていないことがいっぱい 内容充実盛り沢山
私はこれで2度聞いたことになるのですが もう一度聞きたい!

行けば行くほど また行きたくなる するめのような(失礼)妙心寺です
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テーマ : 写真日記 - ジャンル : 日記

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